No.8
タイトル:「環境対応普及促進税制」適合車!?
試乗車:スバル LEGACY「OUTBACK」
 最近では、新しく出てくる車の多くは「環境対応普及促進税制」適合車というタイトルで、でてくる場合が多い。主要な車種は新しい排ガス規制と燃費の比較で減税対象となる。しかし、外車しかり、車種やコンセプトによってはそうでない物も含まれるので、ディーラーに詳細を問い合わせて検討すると、買い替えには良い時期だと思う。そんな中のNEW LEGACYの試乗。セダン、ワゴン、SUVとどれでも揃っているとの事で乗れるチャンスが少ないOUTBACKに試乗してまいりました。
 エクステリア
 スバルらしさがいっぱい有りそうなフロントマスクですが、細かく見ていくとワゴンやセダンと顔の印象を変えてあります。今回のシリーズ全般、インプレッサとは対照的に、よりスバルらしく、LEGACYらしい一見地味に見えるくらい、細部まで丁寧に余分な線を除けています。10年乗れるくらい飽きのこないラインかもしれません。特にこのOUTBACKは最近のSUVとしては珍しく大きさを主張しない、さりげなさが大人の味わいかも知れません。
 インテリア
 これまたスバルである事を余すことなく主張しているインテリア。おなじみの走り味を変えるボリュームやオーディオ周りの処理、外装に合わせたパネルの切れ込み以外はまさにスバルユーザーの王道であろう。しかし、ここで見逃してはいけないのが室内の広さゆったり目の座席。とても良い。残念なのはドライバーズシート側の木目のパネルにこだわらずにETCやスイッチ類が配されていれば良かったのかな?と思いました。
 走行安定性
 走り始めて感じるのが・・・えっ?6気筒ってこんな感じのトルクだったっけ!?で、するする走り始めると力がでてくる。燃費の改善の為に不必要な立ち上がりは、かなり押さえてある(燃費のモード)次に感じるのが、フロントサスペンションの俊敏性。ステアへの反応は早いのに動きは柔らかい。剛性があるのに、柔らかく走ってくれる感じだ。SUVでこの反応はポルシェの「カイエン」以来だ。何より、後席のレッグスペースを広く取れている薄めのドライビングシートなのに体全体が少し深めに沈みこみ、インパクトは地味だけど疲れないホールド感が、後々お気に入りになるに違いない。どうしてスバルってこうマニアックな車作りするのでしょうかね?ファンが離れない訳ですね!!いい勉強しました。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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