No.11
タイトル:メルセデスがメルセデスである事
試乗車:メルセデスベンツ Cクラスです。わかりません

 最近、日本車絶好調で、特に某T社の高級車が予約待ちで売れすぎている らしい。そんな競合の中で元祖高級車のメルセデスがどういう戦略なのか? 様子を伺いに???行って参りました。お勧めの試乗車を伺いましたところ、 Cクラスのコンプレッサー、アバンギャルドでは???と言う事で試乗して まいりました。今回は出たばかりではなく、すでに出ている車ですが、意外 にその実態が一般的には知られていないのでちょうど良い機会だと思い、 普段の足のメルセデスに乗ってまいりました。
 エクステリア
一目でメルセデスベンツと判るアイテムは勿論常備されていますが、これ見 よがしな大きさや威圧感が無いのがCクラスの良いところ。ベンツの品格は あるのにマ○○Xのようなどうだ〜〜と訴えるような感じはありません。力 強いボディーラインなのに、不思議です。大人の感じが漂うのは車体の剛性 感が随所に、にじみ出ているせいなのかもしれません。
 インテリア
まず目を引くのがオーディオ系のデザイン。日頃のベンツからすると少し奢 った感じで色々できる。電話がらみはOKとしても、もう少しシンプルでも高 級感は損なわれない気がする。この車で作りをどうこう言う事は、はばから れる気がするが、価格帯を先に知っていたので、きちんと作るって事の意味 で内装やオーディオ以外のデザインが素晴らしいレベルであるが故、オーデ ィオのシンプル化をして欲しかった。勿論、音や能力は申し分ない。個人的 な好みで、操作パネルに視線を多くとられたくないだけだ。ステアリングは 最高にさわり心地が良いのに、便利そうなアイテムを多くつけないといけな いのはシンプルでないと言う事だ。ちょっともったいない。
 走行安定性
最高です。車体の大きさから来る重さを、意識しないで加速し、それはアク セルに意思を伝えている間・・・どこまでも伸びてゆく感じです。最近の高 級車に良くある、大排気量のエンジンの重さを支えるために硬くなってしま った足と違い、旋回能力、特に初期の回頭性能はボディの大きさを感じさせ ない、素晴らしいフィーリングでした。車室内の音も驚くほど静かなのに、 伝えるべき音はちゃんと外から伝わる。これは防音遮音材で作る静粛性と違 い、ABCピラーを支えるモノコック自体の剛性から来る静かさだろう。路面や 外から伝わる音が、少し乾いて聞こえたので、車体自体、軽量で硬度のある 材質に変更しているのかもしれない。驚くべきは燃料計の針。結構走ってき たのに落ちてこない。確かにタンクがでかくて落ちてこない場合もあるが、 コレは違う。踏めば伸びて行き、流せば1800ccクラスの低燃費エンジン。 本当に先進国になると、こんな美味しい車が普段の足でどんどん売れるのだ ろう。400万円台ということはベンツに別のステータスを求めないで選ぶと したら、ある意味これがベンツのスピリッツのような気がするのは私だけだ ろうか?
いや〜やっぱ車はのってみにゃ〜わからんけ〜


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