No.8
タイトル:日本向け?の新提案
試乗車:プジョー 1007

 新しい、プジョー1007!どんなコンセプトで作られたのか気になっていました。 特に両側スライドドア。もともと107クラスは、コンパクトでリーズナブル。 そのわりにしゃきしゃき走れる車として、その位置付けがありました。サイズも 少し大きくなって開口部が広くなった影響は?重さと走りは?答えを出すべく、 試乗してまいりました。
 エクステリア
 外観から受ける印象は、スマートとAクラスの間ぐらいのサイズ。顔つきは 新しくなったプジョーシリーズのでっかいエンブレムが特徴となっている。 フロントの開口部分が全体的に大きくなっているのは小さくなったエンジン ルームと日本の渋滞対策かも?しっかり開いています。反面、ボンネットは オーナーが触らないぐらいのつもりの小さなもの・・・・この形から、 レディースな車を想像させる。勿論ドアの開閉も狭い駐車場での利便性を追及 したもの。これだけ大きく開口してもリヤシートへの乗り入れは便利にはなっ ていないところからしても、日常の足としての使い方が見えてくる。
 インテリア
 ドアを開けると、座面を含め、いろいろなところにパッドらしきものが目に付く。 しかも、試乗車では左右に違う色のものを配色してある。思わずSMX (ホンダの1.5BOX)を髣髴とさせた。自分色の内装セッティングはまさに レディース仕様!ステレオの音も正面から聞こえてきて、ビートのオプション オーディオを思い出した。自分仕様の空間を作るためのものになっている。 センターのドリンクホルダーはエアコンを足元噴出しにセットすると、 ホルダーごと冷えているから、ヒーターも同様に使い勝手があるかも・・・ ボディーの大きさの割合からすれば空間は大きくとってあるが、実用空間的 にはイメージほど広くは無い。しかし、プライベートなスペースとしは十分 だといえよう。
 走行安定性
 やはり、プジョーの売りはその走り味にある。全長に対して幅広いトレッド がどう影響するか?キョロキョロしやすくなっているのでは?と気になってい たのだが、心配後無用。サスペンションの追従は相変わらずのプジョー足。 機敏になっている反応も、低重心化もあいまってステアリングのアシスト (たぶん電動)で路面入力時にバランスのための反トルクを作っているような 感覚でしっかり落ち着いたハンドル操作が出来る。私の体型では座面が高く、 ローポジションにしても後ろから引っ張るシートベルトがあまりよくない位置 であったが、同行のカメラマン(YANYAN)にはぴったりらしくプジョー 足を堪能しておりました。使いやすいトルクバンドは結構しシャキシャキ走り ますがオートマで緩々が気持ちよさそうです。価格帯も装備からすれば、 JAPANスペック?と思われるほど多彩で豪華!お買い得感は高い。後は体型 とあうかどうかを調べればよいのでは・・・・・
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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