No.05
タイトル:やさしい〜気持ちになれる開放感
試乗車:プジョー 307cc

 以前プジョー307の試乗したのは何時だったろう? 206SWの前に乗った様な記憶が・・・
 WRCに次期投入の噂は、随分待たせた感はあったのですが、206WRCの勝ちまくりであえて変えられない状況が続いていた訳で・・・あの4枚ドアの307が出てくるのかと思っていたら、307CCと言う206CCのもひとつでっかくなったカブリオレ君で登場だ。これは実際に素性を調査するしかないでしょう。と言うことで、乗ってきました。もちろんラリー車とはまったく違うものなので比較と言うわけでもないのですが、「カタチには必ずその理由が書き込まれているはず」と言う私の思い込みから決めました。
エクステリア
 今回試乗車の307CCはクーペの形にしたら、かなりインパクトがある。リヤのボリューム感がここまで車をセクシーにしていくのか?と言うぐらいに凄い!フロントは他の307と変わらないはずなのにまったく違った車に感じるのは、リヤのボリュームの影響だろう。そして屋根をあけてオープンにすると、これが不思議!?クーペの時より柔らかな気分が漂う。普通、オープンカーは屋根を開けると開放感いっぱいで閉じると囲まれた感じになるのだが、307CCは屋根を開けると、包み込まれるやさしさがあって、閉じると、静かで広がる空間の様な感覚に陥ってしまう。この真逆とも言える空間の演出は形にこだわってきたプジョーならではのものだろう。
インテリア
 外のインパクトに対して、中身は渋い演出である。シンプルであるが、必要なものを細部にまでこだわって、作りこんでいる。スポーティーにもシックにも見えるハンドルやメーター類、安堵感を広げるシート。懐かしさと、新しさの融合する美しさを味わえる。やんちゃな感じの206からすると随分と大人仕様である。もっとも、ちょっとやんちゃな内装もあるようだ。 個人的にはお財布に若干の余裕のある奥様かおねー様に乗っていただきたい。と・・ははは! そろそろ、背の高い車ばかり乗るのは止めても良い次期では???
走行安定性
 走りは、プジョー試乗の記憶中で、一番シックと言うか、何事も起きない落ち着きと言うか、暴れさす気もあまり起こらない。なんとも不思議な良い感じである。さっきの包み込まれ感とあいまっているのだとは思うが、スポーツカーよりハイソカーに近い性格なのに、重たい感じやごッつい感じはまるでない。とにかく、おしゃれの一言です。シトロエンXM以来のマダムへお勧めの一品でございます。渋い色のおじさんもいいかな?
 やっぱくるまはのってみにゃ〜わからんけ〜


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