No.4
タイトル:ECO=ハイブリッド&もうひとつの・・・
試乗車:SUZUKI Twin(660cc/ハイブリッドクラス)

 昨今、乗用車の価格が下がったのか?軽自動車の価格が上がったのか?価格的な境目がなくなり、経済的にどう貢献するのか?環境的にどう影響するのか見極めるのがとっても難しくなってきているな〜と思います。触媒つけて、ハイ!みんな低排ガス車といっている大排気量のクルマ達、まじめにNoxやCO2を減らしているクルマ達・・・どれが正解なんて一言ではいえない。使用用途の状況がそれぞれに違う。つまり、使う側がどういう意識で見極めるかが重要な時代になってきたと言う事だろう。しかし、ない袖は触れぬ!乗用車がリッター20キロを超え始めている時代に実用燃費が二桁燃費にやっと手が届く軽自動車では戦争で値上がりするガソリン価格では維持費が安いと言えなくなってくる筈だ。日本の良い面のクルマ文化と思われる軽自動車がこれでは廃れる。そんな心配をしていたのですが、軽No1のスズキ!やってくれました。やっぱり、原点を忘れていません。ある朝、新聞の折り込みチラシに、49万?2人乗り?ミョ〜に小さい車が書かれているではありませんか・・・これは乗ってみるしかないでしょう。
 と言う事で、試乗してまいりました。リッター34km/L!な・な・なに〜?原チャリ?とびっくりしていたら、ハイブリッド!電気とエンジンとうまく使って走るやつじゃないですか・・・とりあえず距離を走ってみるしかないでしょう。液晶の燃料計は残量1/2強を指しています。徳山から農道、田布施を通って柳井、それから田布施、光、時間の都合でそんなに長い距離ではなかったのですが法定速度いっぱいの速度で1/3、山坂道が1/3 一般道1/3、渋滞はなかったのですが結構ちょこっと走りをしたのです。げっ!メモリが落ちない・・・今思い出すと燃料計ではなくバッテリーの残量計だったのかも・・・しかし、気持ちよく走るし、2人乗ってチョッとした物を積むには十分である。何より、駐車場の枠の一個飛ばしに一回で入れることが出来るのはでっかいスクーターとどっちが便利なのか考えてしまいそうだ。ただし、価格帯はハイブリッドだと100万を越えているようで、実用的なのは半額以下のガソリンエンジンのバージョンだろう。
 スタイルはフォードのコンパクトカーに似た感じもあるが小さい、かわいい、意外とゆったりってところが新しいユーザーの獲得(高齢者も含む)をしてしまうかもしれない。いずれにしても軽自動車の意識改革には一石を投じる一台になるに違いない。言い方は悪いけど、「大根アルト」注1 の時代から変わらず、一つのポリシーを感じる。これこそが何かを成し遂げる要因なのかも知れない。第二、第三のツイン、また、4人乗れる低燃費車、どんどんチャレンジしていただきたいと思います。仕事車で営業車はこれにしちゃうと相当の省スペース、省エネルギーで経済効果としてもいいところがあるし、コマーシャル的にはこんなのが10台ぐらい集まった、駐車場は話題になること請け合い。
 営業マンではないのですが、住宅業界の営業車などはいかがなものでしょう。イメージは早い者勝ちですよ!
 追伸!もちろんエアコン、パワーステ、パワーウインドウ、パワーロックは標準装備です。やるね〜!
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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